【大誤算】ペイントシールを売りに学祭に突撃した結果…

どーも!みづき(@EMmiZooki)です!

 

突然ですが、僕、

 

赤字を出してしまいました!!!

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これから赤字に至った経緯についてお話します。

 

 

起:期待「学祭に突撃してペイントシールで一儲け!」

 

 夏休みも終わりを迎える9月下旬  

バイトをしながら思いました。

 

 

イトせずにお金欲しい!

 

 

そりゃ確かにお金は必要で、そのためにバイトをしていますよ。

ただバイトって、きついしつらいし面白くないし先輩うざいしトイレ臭いし。

”楽して”お金が欲しいなんて言いませんが、せめて”楽しんで”お金が欲しい!

 

「労働の対価としてお金を貰う」のではなく、

努力して0からお金を稼いでみたい」

 

そう思いました。

 

じゃあどうやったら楽しくかつ0からお金を稼ぐことができるのか考えました。

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 「…そろそろ学祭だな?学祭で何か売っちゃお!なんなら各大学回っちゃえ!!!歩き売りすれば店舗いらないな!けど何売ろう……?」

 

 

そこで考えついたのが… 

 

 

\\\ペイントシール///

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ハロウィンとかでパリピがほっぺとかにつけてるあのシール!

学祭でテンションアゲアゲ!いつもとは違う非日常的な高揚感!ノリで買っちゃうこと間違いなし!シールなので歩き売りも簡単!我ながらなんという閃き!

 

「よし!これで学祭で一儲けや!」と期待に胸を膨らせました。

「出会い」を求めて各大学を回るというよこしまな気持ちは一切ありません。コレガチ。鼻の下延びてるけど。


承:確信「これなら売れる…売れるに違いない!」

 

早速友達と一緒に、各大学の学祭情報を集め、ペイントシールを探しました。

 

しかし!

意外と各大学の学際情報分かんない!調べてみても出てこない!

ペイントシールも可愛くない!これじゃ買ってくれるわけがない!

 

もういいや。出鼻くじかれた。。諦めよう。。。

 

 

 

 

 

 

しかし!

「0からお金を稼ぐんだ!学祭で可愛い女の子と出会うんだ!」

その想いで頑張りました。

 

各大学の友達に聞きまくって情報を集め、Amazon楽天などのECサイトを調べまくって購入したペイントシールがこちら!

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可愛いですよね!ね!(強迫)

 

その他にも、

歩き売りするときに必要な段ボールを近くのナフコで貰いに行ったり、ペイントシールを顔に貼るときに水で濡らす必要があるのでちっちゃいスポンジを買いに行ったり、歩き売りするときに目立つような看板を作ってみたり。

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いい感じじゃないですか!?

1枚に18個のペイントシールがついたシートが6枚で約800円。

18×6=108個のペイントシールがついているので、ペイントシール1枚あたり約7円。

「このシール1つ100円くらいなら買ってくれるはず!テンション上がってるし!」

1枚あたり93円の利益!会って話して売って貼ってと1人あたりトータル5分かかるとして12人と会えば、1時間あたり約1100円の利益!時給1100円!!!

 

「これはいける…いける!売れるぞ!てか売るぞ!!!」

 

そう確信し、さらに購入ボタンをポチポチとしました。


転:動揺「いざ学祭に突撃!声をかけてみるものの…」

 

ある学祭当日  

さあこの日がやってまいりました。学祭突撃準備は万端です。

 

友達を車に乗せ学校まで向かっている道中、

 

俺「10000円はいけるんじゃね?!」

友達「100人に買ってもらえればいけるもんな!」

俺と友達「「楽しみやな!!!」」

 

と心を躍らせながら、学校近くの駐車場に車を駐め、いざ学祭へ。

ちなみに駐車料金500円かかりました。まあすぐ取り返せるだろう!そんな軽い気持ちでした。

 

校門を通り抜け、学祭の中心部に来てみると、

 

「(…あまり人がいない!!!)」

 

急に不安になってきました。

「いやいやでも、1人が何個も買ってくれる可能性はあるし、まあ人はいないわけではないし!」

と自己暗示をかけ、手当たり次第に声をかけに。

 

すると、

「何やってんの?」

女の子2人組が興味を持ってくれました。

「学祭を盛り上げるためにペイントシール売りに来ました!1個100円!にこちゃんシールなんかお似合い!どーですか?」と売り込むと

女の子2人組から一言。

 

「高っ!誰も買わんわwww」

 

衝撃の一言。会心の一撃

1つ100円は高いし、なんなら100均にもっといいのあるし、デザインもそんなに可愛くないし。

と散々言われました。。。

 

いやいや、このこの女の子2人組がそう思ってるだけで買ってくれる人は買ってくれる!はず!いや、そうに決まってる!

とめげずに声を掛けると、

 

「いいです。」「いらん。」「お金ないんで…」「今はいらないかな!」「クッキー買うなら買ってあげるよ。」

 

との声を頂きました。

…ありがとうございました。お疲れさまです。失礼します。

結果は散々。ほとんど売れなかったです。

そのあとはペイントシールのことなんか忘れてビンゴゲームを楽しみました。笑


結:痛感「こんなはずじゃなかった。」

 

商売の難しさをド痛感しました!!!

情報収集、市場調査、仕入れ、価格設定、備品準備、売り込み営業 etc

ホントいろんなことを考える必要がありました!

ペイントシールはほとんど売れませんでしたが、

 

それでも数人の方に買って頂けたんですよ!!

 それがすごく嬉しかった。

 

初めて買って頂いて100円を受け取ったとき、

 

「100円」がいつもの100円ではなかった。

 

なんかすごく重みがあった。

(実際には変わっていません。)

 

「ありがたみ」の分だけずっしり重くなっていた。

(実際には重くなっていません。)

 

考え、調べ、探し、買い、作り、行き、売り

0からお金を生み出すことができたんです!

 

確かに、時給に換算したら福岡市の最低賃金は下回ることでしょう。労働基準法違反です。ただ、

 

「0からお金を生み出す経験」はお金に換算できないとても貴重な経験でした!

 

この経験で一つ学びました。

 

売上=呼び起こした共感と満たした願望の総量

ということ。

学祭に来ている大学生にペイントシールを売ることで、貼ってみたら楽しそう!という共感を生み、貼ってみたい!という願望を満たした結果、その対価として代金を受け取りました。

 

いかにどれだけ共感を生み出し、願望を満たすかが売り上げに結びついているということに気付かされました。

 

ペイントシールを売りに学祭に突撃作戦は結果としては

 

めっちゃ損しましたが、めっちゃ楽しかった!

このままだと破産する勢いですが、これからも自分の内から湧き出るワクワクの赴くままに走っていきます!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!