【キャリアの8割は偶然⁈】偶然を計画する”プランド・ハプンスタンス”に共感した!
どーも!みづき(@EMmiZooki)です!
皆さん!
プランド・ハプンスタンスというキャリア理論をご存知でしょうか?
簡単に一言でいうと、
めっちゃポジティブな考え方です!
それはそれはもうすごくすーごくポジティブな考え方。
近年、このめっちゃポジティブな考え方”プランド・ハプンスタンス”という理論に基づくキャリア教育を実践している企業が増えているそうです!
今回はこのプランド・ハプンスタンスについて紹介します!
プランド・ハプンスタンスとは?
プランド・ハプンスタンスは、
1999年にスタンフォード大学の心理学教授であるクランボルツ教授によって提唱された、キャリア形成に関する理論です。日本語では「計画的偶発性理論」などと訳されます。
「自分のキャリアは自分自身で意図的に職歴を積み上げて形成するもの」
という従来型のキャリア論の限界がありました。
それまでは自分の興味、適性、能力、周囲の環境などを合理的に分析すれば、目指すべき最終ゴールやそこへ至るステップアップの道筋までが明確になるはずと考えられてきましたが、実際にはそうしたアプローチが必ずしも有効とは限らないことが分かってきていたのです。
「むしろ変化の激しい時代において、あらかじめキャリアを計画したり、計画したキャリアに固執したりすることは非現実的であり、すべきでない。」
とクランボルツ教授は指摘しています。
クランボルツ教授が数百人に及ぶ成功を収めたビジネスパーソンを対象にキャリア調査を行いました。
その調査の内容は、
「18歳の時なりたいと考えていた職業に実際に就いているか?」
というもの。
「俺、私は実際に就いてるよ!」
と答えたのは、
たった2% だったそうです!
クランボルツ教授は、
「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」とし、
その偶然を計画的に設計して自分のキャリアを良いものにしていこう
というポジティブな考え方を提唱しました。
要するに、
偶然を計画しちゃおうぜ!
的な発想です!
プランド・ハプンスタンスを構成する3つの要素
プランド・ハプンスタンは以下の3つの要素から構成されています。
- 個人のキャリアは、予期しない偶然の出来事によってその8割が形成される
- その偶然の出来事を、当人の主体性や努力によって最大限に活用し、キャリアを歩む力に発展させることができる
-
偶然の出来事をただ待つのではなく、それを意図的に生み出すように積極的に行動したり、自分の周りに起きていることに心を研ぎ澄ませることで自らのキャリアを創造する機会を増やすことができる
ここで重要なのは、
予期しない偶然を個人の主体性や努力によって絶好の機会に転換できるか、
積極的な行動によって機会となりえる偶然を自分の手元に手繰り寄せられるか
だと思います!
自分が意思決定にこだわらないと、機会となりえた偶然に遭遇する可能性を捨ててしまうことになるかもしれません!
本屋で本を探していて、目当ての本を手に取ろうとしたら
「「あっ。」」
と、となりにいた可愛い子の手に思わず触れ、そのまま付き合っちゃうなんてこともあるかもしれません!
プランドハプンスタンスを実践するため5つの行動指針
予期せぬ偶然はただ待っていたって起こりません。
予期せぬ偶然を自ら手繰り寄せるために積極的に行動したり、周囲の出来事にアンテナを張ったりすることで、偶然を計画的に起こしていくべきです。
これを実践するためには、クランボルツ教授は5つの行動指針を掲げています。
- 好奇心:たえず新しい学習の機会を模索し続けること
ワクワクゾクゾクドキドキ好奇心。
人に会う。ネットサーフィンする。
ヒッチハイクの話を聴いてワクワクしました!ブログで象使いの資格を知ってワクワクしました!
新しい学習の機会を常に模索し続け、自分の知らない分野にも積極的に視野を広げて好奇心を持って臨むことが大切です! - 持続性:失敗に屈せず、努力し続けること
「継続は力なり」持続性。
続けることで自分に力がつくだけじゃなく、周囲の人が力を貸してくれるんだと思います!このブログも偶然が機会になると思っているので、足元を固めながら、粘り強く取り組みます! - 楽観性:新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
「ヒッチハイクなんて余裕w」という楽観性。
まあなんとかなるやろ精神さえあれば、何かを始めるときのハードルが下がるんだと思います!一歩目が踏み出しやすい!どんな状況でもポジティブに解釈することができれば、最強ですね! - 柔軟性:こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
固定観念にとらわれない柔軟性。
「出来ないこと」=「出来ないと思い込んでいること」ではないでしょうか!
理想や現状にとらわれすぎると、想定外のチャンスを逃してしまうことにもつながります!「いつもこうしてるから」とこだわりを捨てて、行動を変えることで、いつもとは違うちょっとした変化に気づくのでは! - 冒険心:結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと
危険を冒しても、あえてやっちゃう冒険心。
初海外1人旅でラオスに行くなんてすごくアホだと思いました。笑
ほんと分からないことだらけで。笑
未知過ぎて無知すぎてテンパった旅はすごくよかったです!
考えても分からないこと、体感できます!
職種は決めずとも、方向性は決める
予め計画していた通りにすすむことなんてありません。
少ない選択肢の中から早いうちから
「これだぁ!!!」
決めてしまうと、かえって人生の幅を狭めてしまうかもしれません。
「なんかこれって、なんか思ってたよりも、なんか違うなぁ。」
なんて場合も!
だからこそ、漠然と
「あんなこといいな、できたらいいな、あんな夢こんな夢いっぱいあるけど」
という方向性を定めるだけで十分だと思っています!
「出来事」や「出会い」を大切に
自分の目指す方向性を決めて、偶然を手繰り寄せようと行動を起こしてみると、自然と「出来事」や「出会い」に出くわことでしょう!
「あの出来事があったから!」「あの人に出会ったからこそ!」
今の自分があると思っています!
偶然の「出来事」や「出会い」を大切にしていくことがキャリア形成に大きくかかわっていくのではないでしょうか!
まとめ
プランド・ハプンスタンスとは、
予期せぬ偶然を自分のキャリア形成につなげるためのポジティブな行動理論です!
先のことなんて考えても考えうる範囲は限られているので、
なによりまず行動!
行動の先に待ち受ける偶然の「出来事」や「出会い」を大切にすることで、自分の目指すキャリアの方向に向かえるのではないのでしょうか!
最後まで読んでいただきありがとうございました!