具体と抽象のクロスオーバー『アナメタ』を開催しました!
「牡蠣」は「海のミルク」とも呼ばれている。
牡蠣はミルクと同じ乳白色で豊富な栄養素が含まれてるからそう名付けられたみたいなんですが、それなら逆に「牛乳」を「陸の牡蠣」って呼ぶのもありっちゃありなのでは?
という疑問をきっかけに、この度「具体と抽象のクロスオーバー『アナメタ』」というイベントを開催しました。
M-1やキングオブコントは言うまでもなく、エンタの神様に始まり、爆笑レッドカーペットやピカルの定理は毎週録画し、今でもネタパレやゴッドタンは欠かさず視聴しているこの私、お笑いマニア。
子どもの頃は無邪気に笑っていたのですが、最近では単に「笑う」というよりそのメカニズムや漫才やコントの構図にフォーカスするようになり、いつ最近までおもしろブロガーさんの”おもしろさ”を毎朝1時間研究するという変態的な朝活を実施していました。
その結果、”おもしろさ”は『アナメタ』によって生成されていることに気づき、「この発見を誰かと共有したいっ!」と友達数人とTwitterで呼びかけたところ、予想以上に応募があったので、なんか張り切って60数枚のスライドを作り、『アナメタ』を楽しんでもらおう!!!
というのが今回のイベントの趣旨です。
開催するまでどんな空気になるか全く分からなかったんですが、「面白い!」「また参加したい!」との声と満足度が93.7%を頂き、スーパー嬉しかったマジたぴおか卍ぴえんを超えてパオン。
簡単にイベントを振り返ります。
そもそもアナメタとは?
『アナメタ』とは、アナロジー&メタファーの略語です。というか、造語です。それぞれの意味を一言で簡単に説明すると、アナロジーは構造的な理解、メタファーは分かりやすい表現技法です。
例えツッコみや大喜利のような”おもしろさ”はこのアナロジー&メタファーで構成されていると、私は考えます。
有名な例えツッコみを1つ挙げると、フットボールアワー後藤さんの「高低差あり過ぎて耳キーンなるわ!」も『アナメタ』です。
ブサイク芸人が化粧やカメラワークを駆使してイケメンになり、そのブスとイケメンのコントラストが甚だしい場面で、この例えツッコみを発動していたんですが、それを「高低差」と構造的に理解し、「耳キーン」と表現する。まさに『アナメタ』です。
アナメタの重要性
アナメタの重要性を一言でいえば、解像度が上がること。
例えば、「ある場所Aで遊んだ」という具体的な経験をもとに、「遊ぶ場所があるんだな!」と”遊ぶ場所”という概念が形成されます。また「ある場所Bで遊んだ」という経験と「以前遊んだある場所A」を照らし合わせ、滑り台やブランコという共通する遊具を発見し、「これは公園っていうんだ!」と”公園”という新たな概念が形成されます。 その繰り返しによって、次は”テーマパーク”を知って、更に”楽しいテーマパーク”という新たな概念に更新されていきます。
また、『アナメタ』=『地頭力』と定義されることもあり、ビジネスマンにおいてもこの『アナメタ』が重要視されているらしく、数多くのビジネス書が出版されています。こと就活におけるガクチカも、その人の頑張りから自社で活躍するイメージを沸かせるという意味において、『アナメタ』の例と言えるでしょう。
イベント内容
上記3つのコンテンツを行いました。
まず、イエスノーゲームです。このゲームは、出題者がテーマに応じて用意した答えを参加者がイエス/ノーで答えられる質問を繰り返し、その答えを当てるというゲームです。
例えば、テーマが「果物」で「リンゴ」という答えを出題者が用意し、「酸っぱいですか?」「赤いですか?」など参加者が様々な質問を繰り返し、「リンゴ」を当てるイメージです。
これは『アナメタ』を鍛えるいいトレーニングで、最初から「赤いですか?」みたいな直接答えに結びつく具体的な質問をするよりも、「暖かい地域で生産されますか?」みたいな多くの果物が該当するものの、一部の果物は選択肢として除外されるような抽象度の高い質問をするのが正攻法で、そういう意味で具体と抽象を行き来する力が養えます。
次に○○構文に関してですが、これはメトロポリタンダディ構文という構文でして、僕が尊敬している氏田雄介のアイデアを拝借させて頂きました。詳しくはこちらに記載されています。
この構文さえ覚えておけば、誰でも簡単に『アナメタ』を使いこなすことができる非常に優れた構文です。詳しいことはいつか別途ブログにまとめるので、今回は割愛させて頂きます。
最後に、ブログの考察です。僕がブログを書くきっかけとなった人物で、今回のアイキャッチでも画像を使わせて頂いた、熊谷真士さんというそれはそれは大いに笑わせてくれるブロガーさんのこのブログを考察しました。
考察したポイントは2点。
2~3人グループに分かれてもらい、このブログで使われている『アナメタ』を各グループ一部抜粋し、それぞれ自分たちで考えて言い換えてもらいました。
ノーガードの殴り合い、ドン・フライvs高山だ。
上記のブログに記載されたこの一文を「強者のぶつかり合い」と抽象化し、「王騎と龐煖の一騎打ち」と言い換えたグループがあり、キングダムという有名なマンガで表現する、まさにこれは『アナメタ』だなぁと感心しました。
そして最後に、熊谷真士さんやARuFaさんなどおもしろブロガーさんを紹介して、イベントを終えました。
笑う一同。
よかった点
「具体と抽象を行き来を楽しむ」をゴールとしていて、アンケートではほぼ全員が「楽しかった!」と回答してくれていました。『アナメタ』のおもしろさを適切にお伝え出来たからだと思います。
反省点
1時間のイベントにコンテンツを詰め込んだ結果、アイスブレイクの時間があまり取れず、グループワークのときにアイスがブレイクしきれないままだったのは反省です。次回からは90分に変更し、より相互の関係を構築できるようコンテンツ設計を行う予定です。
総評
超楽しかったァァア(*´ω`*)
参加してくれたみんなありがとうございました!!
なので、第2回アナメタも企画中!!!
次回は、
ROLANDから考えるアナメタ
ROLANDさんから繰り出される数々の名言、そしてSNSでの華麗な返しにフォーカスし、その構造を解き明かしていきたいと思います!
次回開催日時は、6/3(水)16:30-18:00!の予定!です!
もし興味のある方は 僕のTwitterにDMを頂けると幸いです!
【男子必見!】料理で使う食材をランダムで選べば、きっと誰でもモテ男になれるはず。
どーも、あくびの絶えないみづきです。
外出自粛期間の最中、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
私も最初はNetflixであいのりを見たり、Kindleで夢をかなえるゾウを読んだりと、それなりの余暇を楽しんでいたのですが、外出自粛期間も数週間が経過し、その間ずーっとPCに密接していたため、なんだか疲労が溜まり、今では気分が沈んでしまっています。
これが俗に言う、コロナストレスですかね…
んー、なんとかして、
気分を爆アゲしたいなー。
┏━━━━━━━━━━━┳━━┓
┃気分爆アゲ 方法 ┃検索┃
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気分が乗らないときでもテンションを上げる9つの方法
【憂うつな気分を吹き飛ばせ!】テンションを上げる方法
・・・
・・・
「好きな音楽を聴く」「カフェイン入りの飲み物を飲む」などいくつか解決法を試してみてもどれもイマイチだったのですが、その中でふと目に留まった一策が、
ドキドキするようなことをする
そういえば先週視聴したあいのりで、想いを寄せ合う男女のやり取りにドキドキし、1人勝手にテンションが舞い上がっていたような。
真実の愛を見つける旅の道中で、些細なきっかけから心の機微に向き合い、反芻に反芻を重ね、自分の本当の気持ちに気づき、ありったけの想いをぶつける。
ときには涙ながらに思いの丈を口にするその姿に、私はまるで当事者かのようにドキドキしていました。
「よし、恋愛のドキドキを味わっちゃうぞ~♪」と意気込んだのも束の間、奇しくも3次元には彼女がいませんので「またイチから振り出しかー。」と別の方法を探そうかと。
しかし、ここで突如、抑圧していた欲求が遠くで”何か”を大声で叫んでいるような気がしましたので、その欲求にそっと耳をすましてみますと、その欲求は確かに普遍的な真理であり、人類の進化、そして繁栄に多大なる影響を与えてきた、まごうことなき真実でありましたので、誠に遺憾ながら一言で率直に申し上げますと、
あー、モテたい。すこぶるモテたい。デンジャラスにモテたい。女子からお誘いのLINEが鳴り止まず、すれ違う度に連絡先の交換を懇願され、 ポストには溢れんばかりのラブレター。想像するだけでドキドキが止まらない。嗚呼、モテたい、モテてみたい。
┏━━━━━━━━━━━┳━━┓
┃めっちゃモテる 方法 ┃検索┃
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絶対的に「モテる男」の必須条件。
モテたい男性必見!誰でもモテる男になるための究極3ステップ
・・・
・・・
そして「優しい」「一緒にいると楽しい」など数多ある情報からモテる要素を抽出し、再構築したキング・オブ・モテ男。
その男こそ、
”チャーハンを炒める男ッ”
うん、チャーハンを炒める男。
モテる男の3要素である、
・趣味がある男
・趣味が料理
・作れたらカッコいい料理がチャーハン
この3要素から導出した”チャーハンを炒める男”
仕事が終わり疲れて帰ってきた彼女に、冷蔵庫の余り物でパラパラのチャーハンをそっと振る舞うオトコ。味はもちろんのこと、中華鍋でチャーハンを炒める豪快さ、そして袖まくりした白シャツから見える隆起した上腕筋に、女性は惚れてしまうのでしょう。
しかし、残念ながらこの私、豪快に振るう中華鍋も隆起するほどの上腕筋も持ち合わせていないため、これではチャーハンを振る舞う男の魅力は半減してしまいます。
「どうやって男としての魅力を演出しよう…?」と頭を悩ませていると、ふとあることに気づきました。
もしかして、
食材をランダムで選んでチャーハンをつくったらモテるんじゃね?
調理工程に記載された食材をシャッフルしてランダムに選んでも、結局全食材炒め合わせるので、味は変わらず美味しいチャーハンがつくることができ、特殊な製法でチャーハンを炒める、そのユニークさに女性は惚れてしまう、という算段です。
これで溢れんばかりのモテフェロモンが漂い、モテモテの毎日にドキドキも間違いなしです。
それでは早速、食材をランダムに選んで美味しいチャーハンをつくっていきましょう!
【1】下準備
┏━━━━━━━━━━━┳━━┓
┃チャーハン 作り方 ┃検索┃
┗━━━━━━━━━━━┻━━┛
まずはチャーハン作りの基礎を押さえるため、美味しいチャーハンの作り方を検索し、該当するページを印刷します。
参照:本当に美味しいチャーハン|何度も作りたい定番レシピVol.19
食欲をそそる写真と「本当に美味しい」という文言に惹かれ、このレシピに即決しました。
次に、印刷したレシピを元に食材を揃えます。
冷蔵庫に入っていた焼豚(煮豚)、ねぎ、たまご、そしてごはんと調味料です。
そして最後に、段ボール、紙、マーカー、はさみ、修正テープ、印刷したレシピを用意します。
印刷したレシピの調理手順に記載された食材を修正テープで消して、それぞれ番号を振り分けます。
[番号を振り分けた調理手順]
- ①(卵)を溶きほぐす。
- ②(煮豚)をみじん切りにする。
- ③(ねぎ)を小口切りにする。
- ④(ご飯)に溶き①を加え、炒める。
- ②と③も合わせて炒め、⑤(醤油)と⑥(塩)で味付け、⑦(ごま油)で風味付けをする。
また紙を切り分け、1枚ずつに食材名を記入し、
段ボールの中に入れ込み、抽選箱を作ります。
下準備は完了です!調理に移りましょう~!
【2】調理
各工程ごとに抽選箱から食材をランダムで選んでいきます。
それでは、抽選に参ります。
1.①を溶きほぐす。
①の食材は…
_人人人人人_
> ごま油 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
ボールにごま油を加え、溶きほぐしていきます。
初めてごま油を溶きほぐして分かったのですが、ごま油を溶きほぐすことがこんなにも時間の無駄なんですね。
2.②をみじん切りにする。
続いて、
②の食材は…
_人人人人人_
> 卵 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
卵をみじん切りにしていきます。
卵のみじん切りも初めての試みだったんですが、
黄身を覆っている薄い膜を切る優しい切りごたえと円形を保たんとする白身の粘性に感動を覚えました。
3.③を小口切りにする。
続いて、
③の食材は…
_人人人人人_
> ご飯 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
ご飯を小口切りにしていきます。
とりあえず縦に切ってみると、
トンカツ状のご飯が出来上がりました。これはこれで美味しそうに見えたので、一本だけ頂いてみましたが、やはり美味しいご飯でした。
4.④に溶き①を加え、炒める。
続いて、
④の食材は…
_人人人人人_
> 塩 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
塩に溶きごま油を加え、炒めていきます。
どんな食材にも合う万能調味料は完成しましたが、チャーハンの完成の兆しは一切見えておりません。
次で最後の工程なのですが、まだ下準備の段階です。
5.②と③も合わせて炒め、⑤と⑥で味付け、⑦で風味付けをする。
そして最後の工程では、
⑤の食材は…
_人人人人人_
> 煮豚 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
そして、
⑥の食材は…
_人人人人人_
> ねぎ <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
最後に、
⑦の食材は…
_人人人人人_
> 醤油 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
卵とご飯を合わせて炒め、煮豚とねぎで味付けし、醤油で風味付けをしていきます。
トンカツ状の棒ご飯と刻み卵を合わせて炒め、
駆け足で煮豚とねぎを投入します。煮豚とねぎの主張が強いですが、風味付けの醤油が何とか味を調えてくれることでしょう。
これで全工程が終了しました!
そして、出来上がったチャーハンがこちら!
意外と美味しそうです!
ランダムで食材を選んでみましたが見栄えは上出来じゃないでしょうか!
それでは早速味を確かめてみます!
【3】実食
デリシャ~スぅぅう★★★
これはユニークなひと手間を加えたからなのか、単にお腹が空いていたからなのか、シンプルに煮豚が美味しいからなのかはよく分かりませんが、とにかくちょ~美味しい♡ O・I・S・H・I・I ♡
まさかこんなに美味しいチャーハンをつくる秘めた才能が眠っているとは気づきませんでした!
美味しいチャーハンをつくることができたので、これで理論上はモテるはずです!
早速街中へ繰り出し、カワイイ女の子にこの美味しいチャーハンを食べてもらいましょう!
誰かぁぁぁあああ!!!
あ、そうだ、外出自粛でした…
せっかく作ったこのチャーハン、誰にも食べてもらえませんね…
こうなったら、そうするしかありません。
…ふう。
あとはあいのりを見ながら、そのときを待つのみです。
ありのまま
あることがキッカケで想いがどわっと込み上げてきたので、ぶわっと書き上げました。
いつも通りの文章じゃないですが、そんな文章も受け入れてくれると嬉しいです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
満足だった。
そこそこ裕福な家庭に生まれて、勉強も運動も特に何不自由なく22年間過ごしてきた。親友と呼べる仲間や尊敬できる先輩方、慕ってくれる後輩にも恵まれた。本当にありがたい。
野望があった。
「心震える感動体験を創る。」
それが自分のビジョンだった。社会人経験もなく、21年間しか生きていないフツーの大学生が、これまでの経験をもとに頭を弄り返し、自分の想いを言葉にし、数多くの体験を提供してきた。それの繰り返しによって形成された確固たるビジョンだった。
自信もあった。
吸収力が自分の強みであり、器用かつ真面目で大抵のことはそつなくできた。相手の言うことを素直受け入れるだけの寛容さや成果に対して努力する粘り強さがあると自負していた。
だからこそ、イベントの主催やサマーインターンの優勝、学生団体の再建、営業、一人旅、ヒッチハイク、動画編集、ブログ執筆も、大変ではあったがそれほど難しいものではなかった。
でも、1人だった。
誰にも頼れなかった。友人にも、先輩にも、親にも。悩みを打ち明けることも相談することもできず、1人で考えて、1人で行動し、1人でここまで頑張ってきた。
言い聞かせてきた。
強くなければ、努力しなければ、行動しなければいけない。常に笑顔でフレンドリーで元気でやる気に満ち溢れていなければ。そうしなければ、結果は出せないし、そうじゃないとダメだと思い込んでいた。
よく言われた。
「もっと弱みを見せた方がいい。」「もっと弱みも見せて欲しい。」と言われることがあったが、弱い自分は改善しようと努めてきたし、その努力は常に怠ってなかった。だからこそ抱え続けている弱みはなかった。
よく聞かれた。
「なんでそんなに頑張れるの?」「どうしてそんなに頑張るの?」とか聞かれることがあったが、それが自分なりのスタンダードだったし、「頑張るべきものは頑張るもの、そういうものじゃん。」という意固地な回答しかできなかった。
モチベーションの源泉なんて知ったこっちゃなかったし、もはやマゾヒストなんじゃないか疑っていた。
だからなのか、ふと涙が流れることがよくあった。
普段はドライであり、嫌なこと面倒なことがあっても、その感情を押し殺し、淡々と行ってきた。そっちの方が、楽だから。感情に左右されず、一喜一憂することもない。
でも、だからなのか、ふとした瞬間に涙が溢れることがよくあった。普段から一緒にいる人には、「泣き虫」とか小バカにされることも多かった。「我慢しろよー。」「なんでこのタイミングw」って。
自己内省AIを搭載している自分にとって、それは改善すべき弱みであり、極力我慢していた。
そんな自分に疑問を覚えた。
嫌なことも鉄の心で素直に受け止める。弱みがあったら改善しようと努力する。何かを感じたら、その理由の言語化に努める。伝えるべきことは伝え、そうでないことは心に秘めておく。そうやって、ここまでやってきた。その経験には自信がある。
ただ、これが人間らしいかには自信がない。
もっと素直でありたい。
「抱え込み過ぎてる。」
友人の何気ない一言がなぜか胸に刺さった。自分の感情に素直になりきれず、頭であれこれ考えて導き出そうとする癖が染みついている。
「今考えてることを素直に言ってみて」
つい考えてしまう自分にとってこれは意外にも難しいことであり、いつもの流暢でそれらしいことを述べる自分ではなく、いつになくたどたどしい口調になってしまっている自分がいた。
でも、そんな自分でも受け入れてもらえそうだと、少しだけ感じた。
もっと強く、もっと賢く、もっと明るく、もっと面白い自分でいなければ、ダメ。そのために泥臭い努力をしないと、ダメ。それを守らないと、ダメ。そんな風にダメダメレッテルを貼り続け、走り続けなければ、ダメ。
そう思っていた自分にとって、何らかのブレイクスルーが起きた。
そのままでいいのかもー、って。ありのままで受け入れてもらえそうだって。それがすごいありがたいなって。
それでも、まだまだ怖くって。
「こーゆーこと言っちゃうのがまだまだ子どもだねー。」って大人から軽んじられるのが怖い。
「酔いしれてるわー。」って同級生に非難されるのが怖い。
「驕ってんなー。」って後輩に叩かれるのが怖い。
文章の各所で「絶対そうじゃねーやろー。」って否定されるのが怖い。
だからもっといつも通りヘンテコな文章でカモフラージュしようとも考えたけど、それじゃ、ありのままじゃない。多分、そのままを受け止めてくれる人がいて、何か届けられる想いがあると信じ、ありのままで書こうと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
またいつも通りのヘンテコな文章を楽しみにしててくれると嬉しいです。
CRAZY山川咲さんへ贈る~言葉~♪僭越~ながら~♪
どーも、みづきです。
つい先日、こんなニュースが流れてきました。
オーダーメイドのウェディングのプロデュース事業を手掛ける株式会社CRAZY
僕の先輩もこの会社で働いていて、「名前と事業がファニーでインタレスティングな会社だなぁ♡」と恋心を抱いていました。
そしてその株式会社CRAZYの創業者である山川咲さんがCRAZYを退社する、そんな仰天ニュースに私はびっくらこきまして。
ウェディング業界の革命児と評され、情熱大陸にも出演した山川さんがそのウェディング業界から退かんとするその心、何ぞ。
上記の記事にその理由について書かれていましたが、その全容を掴めたとも言えず、「これはもっと本質的な理由があるに違いない!」と毛利小五郎ばりのトンチンカンな第六感が私にそう囁いていましたので、山川さんに関して調べを進めていくと、2014年に『幸せをつくるシゴト』という著書を出版していることが判明し、「山川さんの人生に対する考え方や仕事の価値観、高尚なビジョンを知りたい!」と想いが2割、残り8割は「顔がちょ~タイプぅ♡」というほぼ写真集のテンションでこの本を購入しました。
このご時世、本を読み散らかす時間がたっぷりございましたので、懇切丁寧にご拝読させて頂きました。一言で感想を申し上げますと、
カァァア”~~ッッコEEEィィイ!
山川さんの幼少期の一風変わった生活や思春期の苦悩、新卒で入社した会社での働きぶり、あることをキッカケにオーストラリアへ一人で旅に出かけ、一念発起で株式会社CRAZYを創業、そして創業最初の一年を振り返るところで本書は終わります。
ドラスティックな人生そのものがカァ”ァ”ア”~~ッッコEEEィィイ!んですが、ただカァ”ァ”ア”~~ッッコEEEィィイ!んじゃなくて、山川さんが大切にしている”想い”やウェディングの秘めた”価値”、そしてそう信じる”姿勢”がカァ”ァ”ア”~~ッッコEEEィィイ!と個人的には感じました。
自分の人生と向き合うプロセスそのものが、私たちの本質であり、サービスのコアである。
最終章の一部を抜粋した一節。
ウェディングを通じ、新郎新婦2人が自分たちの人生と向き合い、意志ある人生を切り拓いていく、そのサポートができる、そこに山川さんは仕事のやりがいや理想を実現している感覚を掴んでいらっしゃるんだろうなと感じました。
そしてカァ”ァ”ア”~~ッッコEEEィィイ!と読了感に浸っていた私でしたが、忘れかけていたたった1つの疑問がふと思い浮かんできました。というのも、
「なんでやめるんだっけ、、?」
本書では辞める話など一切触れられていなかったですし、出版した当時はそんなつもりは毛頭無かったと思うので、そんな話が出る訳もないですし、そんなこと当たり前だろうって気付いていなかった自分にアンパーンチ。
そこで、もう一度最初の記事を読み返してみることにしました。
改めてこの記事を読み返すと、なんだかその理由もふんわりとざっくりそれとなく分かったような気がしないこともなかったりして。
山川さんって自分に素直で、心に何か違和感を抱えると、その違和感にしっかりと向き合って、自ら答えを出して自分の人生を切り拓いていく。
第六感をビンビンに感じて、がむしゃらにガンガン進んでいき、壁にぶち当たるたびにぴえんぴえん泣きながら、それでも前を向いてガンガン進んでいく、少年ジャンプの漫画の主人公のようなステキな女性。
ライフステージに沿って、人生と向き合う事業を手掛け、成したい世界観を体現されていく山川さんのファンとして僭越ながら応援します!カァ”ァ”ア”~~ッッコEEEィィイ!
✔キャリアウーマンに憧れている♡
✔エンタメ領域の事業に興味がある!
✔ショートカット好きの男子(〃▽〃)
上記の該当する方は是非読んでみてください!
いや、ファンじゃダメだ。
好きです。付き合ってください。
今日こそ書こう、エントリーシート
明日はエイプリルフールですね。
毎年4月1日には嘘をついてもOKという謎の1day。
少し解釈を広げると、エイプリルフールに責任転嫁すれば、何を言おうが許される、そんな失言の免罪符が全国民に支給されるボーナスデイ。
大なり小なりあれど、誰しも一度はこの日を有効に活用したことがあることでしょう。
特にSNSで、さまざまな活用術を目にします。
例えばTwitterやInstagramでは、羽を伸ばした大企業のネタツイートで毎年溢れかえりました。昨年は、
パン&ご飯味のいろはすの発売や、
「約束のネバーランド」 でお馴染みのグレイス=フィールド保育園が開園されていました。イザベラとクローネの激似っぷりに集英社の本気が伺えます。
今年はどんな盛り上がりを見せてくれるか楽しみです。個人的には、いろはす味噌味やいろはす硫酸味を期待しています。
一方、LINEでは、意中の女子に「好きです!」と告白しようと考える卑しい輩も一定数いることでしょう。
この場合、エイプリルフールを保険に告白するというその浅ましい考えが意中の女子に伝わり、高確率でフラれてしまいます。
これでは告白する男子も告白される女子もLOSE-LOSEの関係性です。そんな事態が起こらないようLINEの優秀なエンジニアさんには、何かしら工夫を施してほしいところです。
例えば、夏に「花火」と入力すると、トーク画面に打ち上げ花火が打ち上げられるみたいに、エイプリルフールに「好き」と入力すれば、
「小心者www」とディスるおじさんがひょっこりと現れるUXを実装する、とか。
エイプリルフールに乗じて告白した男子も、核心を突いたおじさんの指摘に腹を立て、そっと送信を取り消すはずです。
しかし、これをきっかけに恋が成就するハッピーボーイもいるかもしれませんが、そんな奴は僕がそいつの頸動脈を噛み千切ってやろうと思います。
というように、エイプリルフールを利用して、大胆な行動を企んでいる方も多いことでしょう。
ただ、私はその大胆な行動を後押ししたい。
というのも、”母の日”だからこそ日頃の感謝を伝えられる、”ハロウィン”だからこそコスプレをして街を徘徊できる、そういうことだと思うんです。
普段なら緊張や不安でできないような大胆な言動も、そういったことがキッカケで一歩前進できる気がするんです。
そしてこの私自身、そういった類の緊張や不安を感じることがありまして、その最たる例が就職活動です。
会社説明会やサマーインターン、役員面接など緊張が降り注ぐタイミングはさまざまで、
その過程でまず最初に立ちはだかるのが、
就活において学生が企業に提出する「応募書類」の一つで、就活生はこの書類1枚でその会社の合否が決まってしまうと考えると、エントリーシートを書く手には力が入ります。
ですが、いざ取り掛かってみると、「エントリーシートの書き方が分からない!!!」「書くことがない...」という声をよく耳にします。私自身も何かしら全国で1位を取った経歴もなければ、留学に行ったこともありません。
しかし、明日はエイプリルフール。
何を書こうが何言おうがあることないこと関係ねぇ。明日はエイプリルフール。トムジェリのように人事さんの目がビヨ~~ンと飛び出ちゃうようなエントリーシートを書いて、そっと内定を勝ち取りたい。
ということで今回は、”エントリーシート”を書いてみました。
- 学生時代に頑張ったこと
- 自己PR
- 当社を志望する理由
この3つの問いをお答えしてGAFAの内定でも勝ち取ってやろうと思います。
=====================
学生時代に頑張ったことを教えてください。
=====================
私が学生時代に頑張ったことは、数多くの活動です。大学一年生のころ海外ボランティアとして発展途上国へ訪れ、カンボジアで8つの小学校とケニアで13基の井戸を作りました。そこで感じた想いや培った能力を活かして、学生団体を36個立ち上げ、兼部している9つの部活動を優勝へ導き、同じ学部のインド人と設立した会社を3社上場させ、バチェラーに選出されました。
=====================
王道のガクチカから一風変わったガクチカを混ぜ合わせて、超人を完成させました。
この方がなぜ就活をしているのかはいささか疑問ですが、人事さんはこの方の実績と経験を買い、隙あらば代表取締役に推薦してくれることでしょう。
その経験をしっかりと話せるよう、事前に小学校くらい建てておいた方がよさそうですね。
=====================
あなたの自己PRをお聞きください。
=====================
私の強みは、私の全てです。両親から頂いた顔は真剣佑、鍛え上げた身体はヒュー・ジャックマン、頭脳はニュートンに相応、歌唱力はマライア・キャリーに匹敵し、身体能力は武井壮に勝るとも劣らない。そして体臭はポカポカとしたおひさまの香り。在学中にクイズ王として名を馳せながら、昨年末には紅白歌合戦では初出場で白組のオオトリを務ました。その後SASUKEファイナルステージを制覇し、そのまま衣装を着替えてジャニーズカウントダウンに出演。ファブリーズのCMも決まりました。
=====================
詰め込んでみました。
これでは面接官から「もうそのまま芸能活動続けなさい。」と逆に落とされる可能性が高いかもしれませんが、芸能関係の企業であれば効果は絶大でしょう。
=====================
当社を志望する理由を教えてください。
=====================
「私」とかけまして、「御社」と解く。その心は…?
(続きは面接で)
=====================
エントリーシートを書くのが面倒な方はこのフレーズを使いましょう。整っている風を装う嘘の前借です。
「教えてください。」という要求に対して「聞きたい??」という返事は至極ウザイですが、上記2つの回答が前フリとなっているため、これを見た面接官は、その心を知りたくて夜も眠れず、睡眠不足に悩まされ業務に支障をきたし、もう私と会わずにはいられない…という算段です。
ただ、この心が整っていないと落ちてしまう可能性もあるので、この方法は諸刃の剣です。ちなみこの心を整えてみようと小一時間考えたのですが、「未来が明るいでしょう。」という2点の心しか整わなかったので、なぞかけが得意な方は是非使ってみてください。
責任は負いかねます。
だから私はブログLOVE♡
文章を書くのが好きになったのは、大学一年生の頃。
大学の講義で文章を書くようになった。
いや、正確に言えば、書かされていた。
私が受講していた心理学入門では、毎回小レポートが課されていたのだが、これが「ちょー勉強になりまちた!」とか「めっちゃ興味を持ったピョン♡」とかそういう無難な感想で逃げられるようなレポートではなく、ある”問い”が設定されており、その回答に対して5点満点の評価が下されていた。
そして、その”問い”とやらがやたらクセの強ぇ”問い”でして、何と言いましょうか、その心理学入門性が高く、心理学入門味溢れる、心理学入門風で心理学入門にふさわしい”問い”でして。
入学当初、俗に言う”楽単”をリサーチし、小レポートが評価の60%を占める「心理学入門」に目を付けていたんですけれども、最初の心理学入門で課された小レポートの問いにガッツリ度肝抜かれまして。ご紹介までに、その小レポートの問いがこちら。
「地球外生命体が数をどうやって認識しているかを理解するにはどうしたよいか?」
この問いを見た瞬間、迅速に帰宅してやろうと思った。大学入試の英文和訳みたいな文章。疑問詞の利用は1回限りにして頂きたい。ぼくにはむじゅかちい。
入学ホヤホヤなんだからもっとこう優しい感じの問いにしてほしい。最初から問いが強烈というか剛腕というか。マサラタウンにカイリキーはまだ出没しちゃダメなのよ。こっちはまだ1レベのポッチャマなのよ。
しかし、この問いに早急に対応できるレベルこそ文部科学省が大学生に求めるレベルであろうか。この問題に答えられるだけの能力が日本社会で要求されるのだろうか。
いや、もしやこの難解な問いを前に新大学1年生が次々と口から泡を吹いて倒れる中、それでもこの問いに勇敢に立ち向かわんとするその精神力に60%の評価がなされるのかもしれない。
私を含めた新大学1年生が知らないだけで、実はこの講義が2年生以上なら誰しもが恐れおののく”鬼単”の可能性もある。
受講生の心を揺さぶり、疑心暗鬼に陥らせ、身をもって学ばせる超実践型心理学入門。そしてこの教鞭を執る教授の力量たるや。彼が纏う霊圧は他を圧倒しており、彼が放つ90番台の破道の威力も藍染惣右介のそれと同等であろう。「一体いつから履修登録できていると錯覚していた?」と猜疑心を植え付ける現世の死神代行。オソロシヤァアアア…
震える右手で新品のパソコンを開き、それでもなんとか回答を打ち込もうとした、その時
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ...
突如教室中に鳴り響くブラインドタッチのタイピング音。
右隣の女子はOLのスピードでキーボードを連打し、左隣の眼鏡くんも高校時代ハッキング部部長を務めてたんじゃないかってくらいタイピングが早い。
前列を見ても、早い、後ろを振り返っても無論、早い。ふと周りを見渡すと、みんな、早い。
そして何を隠そうこの私、タイピング、遅い。
すこぶる遅い。すべからく遅い。みんなが快速なら私は各駅停車なみに遅い。
ブラインドタッチの対極にいる、ガン見ポチポチの使い手。
キーボードを両手の人差し指で優しくにプレスすることしかできない私は、もはやパソコンを施術する指圧師と化していた。
さらに受講生が奏でる素早いタイピング音のハーモニーも、私には耳障りな不協和音でしかなく、その間も刻一刻とレポート締め切りのタイムリミットが迫りくる。
圧倒的に欠落したタイピング能力と実に不快なBGM、そして複雑怪奇な問いが私を焦らせ、ガンポチにも関わらずタイピングを間違えること鬼の如し。バックスペースキーを押すこと風の如し。あぁー、誰か助けてぇぇえ、フォロミィィイイベイベェエエー。
それでも必死に食らいつき、締め切り2分前に提出した小レポートの点数は、3
良くもなければ悪くもない。しかし、かけた時間と熱量を考慮すると機会損失も甚だしい。教授にシンプルにチョップを差し上げたい。
そして迎えた第2回
「もうハードモードってのは分かってるから、まじどんな問いでもかかってこいや卍」
私の心の高田延彦が虚勢を張っていたが実は内心、怖い。今回はどんな問いが出されるのやらと不安を抱えていた。
今回の問いは、
「思い出にまつわる心理学的ショートショート」
ショートの次に来る単語は、ケーキかカットかコントしか脳内に保存してない。なんだその、まえだまえだ、みたいな響きは。
「ショートショート」を調べてみると、どうやら”小説の中でも特に短い作品”のことらしい。もはや問いではない。この講義の内で短編小説を書けなんて鬼の所業。キツめのビンタを献上したい。
それでも頭をフル回転させながら、書き上げたレポートの点数が、3
これまた中の中。頭の回転数とレポートの点数が見合ってないじゃないかと不服ながらも、頑張りだけを称えられる年齢はとうに超えている。
頑張ってレポートを書くんじゃなくて、評価に値するレポートを頑張って書かなければならない。
負けず嫌いでストイックな私の心の武井壮がそう囁きかける。
そして、次週の講義で出された問いは、
「幽霊が視えることは何を意味するか?」
…知らん。あえて答えるなら、胡散臭さ。
いや、でも考えろ。考えるんだ。評価に値するレポートを書きあげるんだ。気合いだ気合いだ気合いだ気合いだ。
泥臭く頑張れと私の心のアニマル浜口がそう元気づけてくれる。
必死の考えの全てを集約したレポートの点数は、
3
…3点。
そして次週
「耳が聞こえないふりをしている人を見破るにはどうするか?」
人生でこのシチュエーションに出くわすことはまずないが、これまでに比べると考えやすく答えやすそうな問い。
この問題ならなんだかイケそうな気がする。
結果が出ずに気分が塞ぎがちになっていたが、私の心の天津木村が根拠のない自信とエールをくれる。
これまでの経験と知識をフル活用し、文章構成を練りに練って、推敲に推敲を重ねて、挑んだ小レポートの点数が、
3
3点?さんてん?...ん?
頑丈で大容量の堪忍袋の緒も、度重なる3点という痛烈な結果によって、破裂した。
3点だと?んあ?オラぁゴロァ?
んお?なんで?なんで3点なんじゃボケェ、こちとて必死に考えとんねん、なんじゃその態度は、お?
そして毎回毎回なんなんじゃこの訳の解らん”問い”はオラァ、地球外生命体は関暁夫に聞け、関に。そしてショートショートは文学部に書かせぇ、ワイは経済学部の男じゃけぇのぉ、幽霊も視える視えないもどうでもええぇ、耳が聞こえないふりを見破り方なんて考えたの佐村河内の報道記者くらいじゃアホンダラぁぁぁああ
ワイはもっと「男女の友情は成立するのか?♡」とか「人の心をいとも簡単に操るには?」みたいにドキドキワクワクするファニーでインタレスティングな”問い”を隣の女子とああだこうだ言いながらイチャイチャして単位と連絡先ゲット♡みたいな”問い”がよかったんじゃあぁぁあああ、そんな”問い”でよかったんちゃうんかァァアアア…嗚呼。
3
良くもなければ悪くもない、可もなく不可もない、月並みに凡庸でありふれた点数。
でも3点は、悔しい。
まるでその程度ですって見下されているような、努力が足りないと否定されているような。
私は努力不足なのか。
4点に届かない、5点に至らない、3点にしか満たない努力しかしていないのか。
果たして、5点の努力、とは。
斬新な考え方か、はたまた根拠の明示か、取り組む意欲?それとも文字数?
もしかすると、「後ろの座席でモンストしてそうな金髪男子は問答無用でマイナス2点。」のように理不尽な減点法が採用されているかもしれない。
まさか、「おじさんのスネ毛をブラジリアンワックスでピッタリ100本抜いてくれた黒髪ロングの女の子には特別に5点あげちゃいま~ちゅ♡♡」みたいないかがわしいボーナスステージでも存在するのか。
その基準、何ぞ。
どんな基準で採点しているのか、どんな小レポートが5点満点の小レポートなのか、5点を獲得している学生はいるのか。知りたい。私も5点を獲得したい。
教授にメールを送って直接聞いてみようと学校のポータルサイトを漁っていると、「小レポート集」と記載されたPDFファイルが添付されていた。
どうやらこの小レポート集は5点満点を獲得した学生の小レポートが記載されているようで。
どんな小レポートで、どんなことが書かれて、どんなところが評価され、5点満点を獲得しているのかと気になり、実際に読んでみた。
その当時の感想を率直に一言で申し上げると、
ベリーファぁぁあンタぁぁぁああスティッ~ク♡♡♡
面白い。圧倒的にフリーダム。創造的なセンテンス。論理的でありながら、堅苦しくない。手書きのオリジナルキャラクターで図解されていたり、架空の人物が登場するラノベ風に書かれていたり。フツーに笑った。ニヤニヤした。
そして、5点を獲得した学生全員に共通していたのが、読者を惹き込むオモシロイさであり、私の小レポートに足りていない要素だった。
評価の基準は各教授でさまざまあるのかもしれないが、私が受講していた心理学入門の教鞭を執っているあの教授は、間違いなくそういったレポートを評価していた。
理解しました教授、そういうことだったんですね、斬新な考えでありながらも、その根拠が明示され、なおかつ採点者を惹き込むオモシロイ、そんな小レポートだったんですね。
評価のカラクリを理解した私は、その日から変わった。というか、悟った。
面白、是、最重要的。
そして迎える心理学入門
問いは、「ガチのアクティブラーナーを育成するには」
ほう、アクティブラーナーですか、理解しました、記述させて頂きましょう。
先週までは両隣の素早いタイピングに焦燥感を感じていたが、評価の神髄を悟った私にとってタイピングは無意味な指関節の体操にしか見えない。
違う違う、そうじゃない、必死に書けばいいってことじゃない。
私の心の鈴木雅之も呆れていた。
5点獲得の秘訣は、読者を惹き込むオモシロさなのだ。
読者を惹き込む言葉や文章構成、ロジックと誇張表現、その全てをふんだんに盛り込んだ我が小レポートよ、いざ教授の元へ。
その点数、5
次週、「大学までの道のりを主観的に短縮するには」
承知しました。いざ参れ、我が小レポート。
結果、5
次週、5
その次の週も、5
その後も積み重ねる”5”の山。
また、5だ。
はは、必死にレポートに食らいついて3しか取れていなかったあの頃の自分が懐かしい。
あの頃は何をそんなに頑張っていたのだろう。なぜそんなに必死に取り組んでいたのだろう。
これほど容易く獲得できる点数だったとは。呆れた。
呆れt
あー、はい、もうやめた。今から雰囲気ぶち壊します。
ヨッッシャァァア( ՞ਊ ՞)アゲアゲ
5点マジ鬼嬉Cィィイんご♪☆
ちょー嬉しィィィイ!!!5点キタぁぁあああ!!!!!!ごめんなさいスカしてました、めっちゃ嬉しぃい!ウレシイウレシイウレシイ!ぼくちんの小レポートも小レポート集に記載されて、日の目を浴びるぼくちんの小レポートがもう超カワイイ♡小レポートの名前がその当時ハマっていたKPOPアイドルのTWICEにしてたのはちょっぴり恥ずかしかったけど、もうそんなことどうでもいいくらいにマジうれぴよでタピオカミルクティーなぴえんで卍ィイイイ!!!!
…失礼しました、取り乱しました。はい、えー、こういった感じで文章を書くことが好きになりました。好きになったのは心理学入門の小レポートがキッカケです。
そしてその好きが加速するキッカケもございまして、それが熊谷真士さんの「断食」のブログです。
文章で人をここまで楽しませることができるんだって衝撃を受けました。
大学の講義中に熊谷さんの「断食」のブログを読んだんですけど、1人大爆笑しちゃいまして。周りは完全に引いていたでしょうね。ケータイ見ながらグフグフしてるんですもんね。不気味ですよね。
それでも、熊谷さんのブログに没頭していました。他にもいろいろ読んだんですけど、マジ面白いんですよね。急にボキャ貧になっちゃうんですけど、マジ、で、面白いんですよ。
なんかこう動画と違って、ド派手な演出など一切ない無機質な文章なのに、画面をスクロールするワクワク感がそこにあって、読んだ後にはスッキリとした読了感を感じられて、次はいつブログが投稿されるかなーっていうドキドキ感があるんです。
好きだなぁ。恋かなぁ。憧れだなぁ。
そうやってスキが溢れる何かがあるってステキだし、僕もその溢れる何かができて嬉しいんです。なんかこういうことを言ったり書いたりすると、語っちゃってんじゃねとかそういう非難が怖くて、ずっと想いを押しとどめてきたんですけど、口に出していくにつれて、その想いが強くなっていったというか、誰かが頑張っている姿を見て、俺も頑張ろうって思えるようになったというか、なんかそういう姿を見せて、そう思ってもらえたらいいなというか。
お世辞かもしれないけど、「ブログ面白い!」とか「ブログ楽しみにしてる!」が嬉しくて、
自意識過剰かもしれないけど、僕の文章で誰かをクスッと楽しませることができると思うと、僕も楽しくて、
大袈裟かもしれないけど、こんな長い文章を読んでくれて本当にありがたくて。
もちろん熊谷さんのオモシロさには到底及ばないし、こんな赤裸々な文章を読んだ後で笑えねーよってなるかもしれないけど、それでも一歩ずつ近づいていって、もっと自分のスキに自信を持ってもいいのかなって思うんです。
もっと勉強して、ずっと実力をつけて、文章レベルMAXに到達すればきっと、1文書けばクスっと、2文書けば大爆笑の渦が巻き起こり、ブログを読めば心が浄化され、明日の活力となり、Twitterでブログがトレンド入りし、大手出版社から執筆依頼の電話が鳴りやまず、出版した本が発行部数2000億部を突破し、直木賞と芥川賞をW受賞、そしてその功績が称えられ、ノーベル文学賞を獲得、全世界的に有名となり、世界各国の首脳陣からから称賛の嵐で、その声を聞きつけた文部科学省の要請で、小学校の教科書にも掲載されるブログを書きたい。
だから私はブログLOVE♡
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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こんなエントリーシートがあってもいいんじゃなかろうか。
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学生時代に頑張ったことを教えてください。
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…どうでしょう?