【”自信”とは”楽観的な勘違い”】25時間11台福岡-東京間弾丸ヒッチハイクしました!vol.2

どーも!みづき(@EMmiZooki)です!

 

今回は!

【”冒険”の対義語は”母”】25時間11台福岡-東京間弾丸ヒッチハイクしました!vol.1

miduki.hatenablog.jp

の続きです!

 

広島まで乗せていただいたのは、アイスホッケーをやっている大学4年生!

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目がもうバッキバキ。笑

実家の広島まで帰るところだったそうです!年が近いこともあり、大学生生活の話に一花咲かせました!とても優しい方でしたぁ。ありがとうございました! 

 

深夜3時。広島に到着。

 

広島まで乗せてくれた大学生とお別れして、一人ぼっちに。深夜3時なんてほとんど車も走ってません。サービスエリアにあるコンビニが光を放っているだけ。

 

「オワタ…

 

眠いし、肌寒いし、寂しいし、 

 

「何時間待つことになるのやら…」

途方もない不安に駆られていました。

 

 

 

ぼんやり周りを見渡してみると、エンジンのかかったトラックがちらほら。

 

「ダメもとで声をかけてみよう。」停まっているトラック数台に声をかけてみることに。

 

「僕ヒッチハイクで東京まで行こうと思ってて、もしよかったら乗せて頂けないかと...!」

 

すると、

「ごめんごめん、そーゆーのやってないから!」

一刀両断。すいませんでした。

 

「。。。」

無視。確かに迷惑ですよね。

 

と断られ、心がボロボロに。

 

 

   最初は、ヒッチハイクなんて余裕だ!簡単だ!へへーっ!

 

そう思っていました。

 

 

だってあの先輩がやってたし、余裕だって言ってたし。

 

 

 

ただ、実際にやってみるとそうではなかった。

 

 

どれだけ精一杯スケッチブックを掲げても、車は容赦なく僕の横を通り過ぎます。

道路脇やサービスエリアでスケッチブックを掲げていると、奇異な目で見られます。

スケッチブックを掲げる腕は疲労が蓄積して、痛みを伴っていきます。

それでも、乗せてもらうためにスケッチブックを挙げ続けます。

 

たった一人で。

 

 

そこで気づきました。

 

余裕だ!なんて勘違いだったことに。

 

 

「福岡から東京までヒッチハイクする」と想像するのは簡単で。

 

福岡から東京までの過程にどれだけの苦労があるとも考えずに。

 

すごくすごく楽観的でした。

 

 

 

 

ただ、”楽観的な勘違い”でもしないとヒッチハイクをしようという一歩目さえ踏み出せなかったかもしれません。

 

ヒッチハイクでいろんな土地に訪れて、いろんな人に乗っけてもらって、いろんな話をするんだ!うえーい!」

 

というワクワク感でヒッチハイクする過程で想像し得る苦労を覆い隠し、

 

「できる!できるんだぁぁぁぁあああ!」

勘違いしておかないといけないのです。

 

”楽観的な勘違い”から生まれる根拠のない自信が、苦労を伴うヒッチハイクの過程を経て、”確信的な自信”に生まれ変わるのではないでしょうか。   

 

 

 

「広島から歩いて福岡まで帰っちゃおっかな。」

ちょっと発想がいっちゃいそうになりながらも、声をかけ続けると、

 

「兄ちゃん面白いね!乗っていきなよ!」

とトラックのおっちゃんが乗せてくれることに!

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運送業一筋50年3人の子を持つおいちゃんでした!

「人生とは」「結婚とは」など数々の経験をしてきたであろう、おいちゃんの重厚感漂う語り口でいろいろと教えていただきました!かっこいいおいちゃんでした!ありがとうございました!

 

早朝5時。兵庫に到着。

辺りが少しずつ明るくなってきました。次第に車通りも多くなり、サービスエリアに人がちらほら見え始めました!

次に乗せていただいたのは、中卒元ヤンのお兄さん!

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今は先物取引、株で生計を立てながら本屋でアルバイトをしているそうです!

異色の経歴!自分の視野の狭さを痛感しました!ありがとうございました!

 

朝8時。岐阜に到着。

雨の予報だったGWでしたが、雨雲よりも早く北上してきたため、なんとか雨回避。

「この調子でいざ東京!」と思った矢先、

 

全然、乗せていただけません。。。

 

どうやら東京方面には行かない方向沿いのサービスエリアに到着してしまったようでした。

 

仕方なく下道まで降りることに。

 

Googleマップを頼りに、田舎道を歩いていると、

 

「こんにちは。おにいちゃん、何してるの?」

とおばあちゃんが声をかけてくれました!

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御年91歳!毎日お墓参りをしている元気なおばあちゃん!

「誰かと話すだけでその日1日が幸せになるよ。」と仰っていました!

分かる、すごく分かるよ、おばあちゃん。ヒッチハイクしていると。

おばあちゃんから元気を貰いました!

 

それから下道で、

自営業の方、

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主婦、

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カップ

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の車に乗せていただきました!

ありがとうございました!!!

 

そして!名古屋に到着!

 

 

 

しかーし!ここでなんと…恐れていた...

 

雨。しかもすんごい大雨。もうほんとすっごいすごいやつ。

車のワイパーをMAXにしないとダメなタイプの大雨でした。

 

「まあ少し経てば弱まるやろ。」とマックの水を50杯くらい飲むこと3時間。

 

すんごい雨継続!!!大雨確変中!!!

 

 

どうすることもできませんでした。

 

天気予報を調べてみても、名古屋一帯は大雨の予報。

 

「このままだと名古屋のマックで寝泊まりすることになってしまう。」

 

マック泊が一瞬頭をよぎりましたが、

 

「ここを出て、東京に向かわねば」と使命感が生まれてました。

 

だが、雨もザーザー。

道沿いにスケッチブックを掲げても見えるわけがない。

高速道路に乗るどころか、車に乗せてもらうことすら出来ません。

 

「オワタ…」

2回目のオワタ。

 

 

しかし、

51杯目の水を飲んでるときにふと閃きました!

 

「この手があるっ!!!」

 

51杯目の水を飲み干し、愛着が湧きつつあった名古屋のマックを後にしました。

 

【”最上の証明”は”経験”だ】25時間11台福岡-東京間弾丸ヒッチハイクしました!vol.3

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へ続く