【”冒険”の対義語は”母”】25時間11台福岡-東京間弾丸ヒッチハイクしました!vol.1
質問:
ワンピースの登場人物で、母親が不明だったり既に死亡してたりするキャラクターが妙に多いのは、何故ですか。
回答:
なるほど。まあ。答えは簡単です。
「冒険」の対義語は「母」だからです。
※ONE PIECE78巻引用
どーも!みづき(@EMmiZooki)です!
今回は、
25時間11台福岡-東京間弾丸ヒッチハイクについてお話します!
「何だこの前置きは?!」と思った方もいるでしょう!
これは、最も多く発行されたコミックとしてギネス世界記録に認定された「ワンピース」の単行本に掲載されている質問コーナーの一節です。
「冒険」の対義語は「母」
ワンピースの作者の尾田栄一郎さん、カッコよすぎる。
この言葉を思い出したもの、ヒッチハイクをしようと思い立ったGW直前の夜7時ごろの話。
4月中旬
旅つながりの友達に誘われた飲みの場で、”タビイク”というバックパッカー初心者向けの旅を企画している会社の代表の方に、
「今度GWに東京でジョーとイベントするから来なよ!」
と誘われました。ジョーとは、人気YouTuberのジョーブログのジョーさんです。
ジョーダン半分で誘ってくれたんだと思います。だってここ福岡ですよ。東京まで行くのはちょっとね、、、
と思った反面、「行ったらおもろいやろなw」
と心の面白センサーが高鳴りました。
「行くしかねえ!なんならヒッチハイクで行こ!」
そう心に決めました。
GW直前の夜7時
その夜は、小雨が降っていました。今にも大降りになりそうな不安な雨雲。雨が降っていたので、部活も中止に。前々からヒッチハイクをしようと決めていたGWの天気予報は雨のち曇り。
コンディション最悪。
「うわー。どーしよっかなー。」
なーんて迷っている暇なんてなかった!!!
これを逃すとヒッチハイクするチャンスはないと思いました。
すぐさま、文房具屋まで向かい、赤と黒のマッキーとスケッチブックを購入し、家に戻って、東京行の準備をしていると、母が仕事から帰ってきました。
ごそごそしている僕を見て、「なんしよると?」と母質問。
「今からヒッチハイクで東京まで行ってくるわ!」と僕回答。
「やめときなさい、雨降ふってるし、危ないから。乗せる人いるわけないでしょ。」と母おこ。
「そんなの分からんやん!」と僕反論。
そのまま家を後にしました。
こんな僕でも、お腹を痛めて生んだ子供は可愛い。おそらく。
なので、なるべく危険な目には遭ってほしくない。たぶん。
元気に、健やかに育ってほしい。きっと。
それが”母性”で、母親特有のものだと思います。
だからこそ、安全を願う母親は、子どもを危険を伴うであろう冒険からできるだけ遠ざけようとする。
故に、「冒険」の対義語は「母」である。
そんなこんなを考えながら、歩いて駅まで向かい、太宰府に到着。
現在夜8時。
「ホントに乗っけてもらえるのか、、、?」という不安と、
「東京行きたい!行きたいぃぃぃいいい!」という興奮とを抱えながら、
「東京方面!」と書かれたスケッチブックを挙げ続けていると、1台の車が止まってくれました。
乗せて頂いたのは、なんとお坊さん!
「俺は、SNSはやらない。時代と逆行して生きていくのさ。」と仰っていました。
お坊さんになった経緯、今後の人生etc いろんなお話をさせてもらい、香椎で降ろしてもらいました。
「お兄ちゃん頑張れよ!!」と、くれた3000円で買ったのり弁の味は今でも忘れられない。ありがとう、お坊さん。
現在夜9時。
実は、香椎ならまだ家に帰れるんですよ。雨も強くなってきたし、寒いし、車も少ないし、何か寂しいし、
「帰っちゃえよ!」心の悪魔がそう囁いてくる。
「おうちにかえりたーい」心のこどもがそう泣き喚く。
「帰ってしまおうか。」僕の心が揺れ動く。
ただ!1度やると決めました!啖呵を切って家から出ていきました!旅の軍資金としてお金を頂きました!
帰るわけにはいかない!!!
でも車が来ないことには始まらないぞ。
と思った矢先、広島ナンバーの車がちょうど通りかかりました。
「神か。」
ヒッチハイクの経緯を伝えると、快諾してもらい広島まで向かうことに。もう福岡へ帰るという選択肢はここで無くなりました。
【”自信”とは”楽観的な勘違い”】25時間11台福岡-東京間弾丸ヒッチハイクしました!vol.2
へ続く